雨が降っているので入口に傘を入れるビニール袋が置いてありました。あのビニール袋を見ると、数年前に作った「しずくり〜ん」のチラシを思い出します。
ビニール袋の代わりに、建物の入口に設置し傘のしずくをはらうという装置です。
環境にやさしい製品なので売れるといいなあと思いながらチラシを作っていましたが、あれから10年位になるのですがあまり普及していないようです。私が実際に使用されているのを見たのが,大森ベルポートと都立六郷工科高校だけです。
他にも設置されている施設はあるのでしょうが、私の知る限りビニール袋の方が圧倒的に多く使われています。
デパートや病院で使われないのは、残ったしずくが床を濡らし滑り易くなるからでしょうか、それともコストの面でしょうか、雨の日にどれくらいのビニール袋が使われ、そのあとゴミとしてどれくらい燃されるのでしょうか。
最近よく名刺やカレンダーなどの印刷物に「チームマイナス6%」ロゴを入れ、環境にやさしい会社ですよとアピールされている企業もありますが、そんな会社こそ「しずくり〜ん」に限らず環境を考えた製品を使うことにより無言で環境へのやさしさをアピール出来るのではないでしょうか。