今、私の母が「自分史」を書いています。3ヶ月程前に聞いたときは「今、昭和20年の頃を書いている」と娘時代の気持ちが蘇ってきたのか、生き生きとした目で3月10日の東京大空襲前後の東京の街の様子や母の生活ぶりを話していました。
その後、心臓の具合が悪くなって一月ほど入院をしていましたが退院をしてからどれくらい続きが書けたかは話を聞いていません。
結婚して4人の子供を出産し、子供たちの成長の記録にもなるのであろう。私の子供頃の書いてはほしくない話も出て来るだろうがそれは母の人生の一部として記録に残してほしい。
その母も今月の末に81歳の誕生日を迎える。自分史が40歳ぐらいまで書けていたら、誕生プレゼントに前編を活字にして上げようと思っている。
これは母の生涯を知ると同時に私自身の子供時代の再確認することにも繋がると思う。
最近、子供を叱る内容が自分が子供の頃に父から叱られたいた内容そのままだと思うことがよくある。
私の子供が母の自分史を読んだとき、「自分だってそうだったじゃない」などと言われると少し困るが「お父さんは、叱られたことを直そうと努力した。」などと子供には言おうかな・・・
印刷をして冊子にするのは原稿が完成してからのことだが、私の母の「自分史」は子・孫・従兄弟など親戚に配っても30部も作れば十分と思うので、デジタル工房の小ロット印刷で必要部数を印刷することになると思う。
デジタル工房では、一人一人の歴史を記憶から記録に残すお手伝いもしています。自費出版というかたちになることが多い「自分史」必要な部数だけを印刷することで低コストでの作成を提案いたします。